古民家を再生し、複合施設に
クラシキ庭苑は、倉敷美観地区の川沿い、柳並木と白壁の建物が建ち並ぶメインのエリアに、築200年の古民家を改修し、平成26年6月開業した複合ショップです。昔ながらの町家の姿は、木造2階一部平屋のたたずまいに4店舗が入居しています。間口が狭く、奥行きが長いのが特徴で、表通りに面した土間から建物奥まで延びた直線的な店内は印象的です。
通路に沿って1階にカフェ、コーヒー専門店、ショットバーを配し、2階に帽子店や催事などに使用可能なギャラリースペースが設置されています。また、中庭に通じる通路中央部は、吹き抜けを活かしたオープンカフェになっており、美観地区憩いの場所となっています。(2015.02)