吉田畳店

ライフスタイルの変化に対応した商品を展開

所在地
〒713-8121 倉敷市玉島阿賀崎1238
電話番号
086-522-2312
代表者
吉田昌輔(代表取締役)
創業
天保2年(1831年)
事業内容
イ草製品製造販売
※インターネットによる注文も可。
ホームページ
https://tatami-craft.com/

江戸時代創業の老舗畳店

 倉敷市玉島阿賀崎にある通称仲買町には、古くから多くの問屋、商店が立ち並び玉島の商業の中心地として賑わっていました。今でもその町並みは、倉敷玉島町並み保存地区とされています。その歴史ある街並みの一角に、江戸時代創業の「吉田畳店」はあります。吉田家の祖先は代々鍛冶屋を営んでおり、江戸時代の末期・天保の頃より初代が、畳製造販売業を始めたと伝えられています。その後、平成までの間に9代にわたって畳製造販売業を代々受け継ぎ、伝統の畳作りを行ってきました。

「売り手よし、買い手よし、世間よし」の家訓を守り続けながら

 仲買町のすぐ近くにある玉島港は、古くは北前船の寄港地として栄え、商人の間でお茶の文化が根付き、現在でも多くの茶室が残されています。それに伴い昔から畳の需要も多かったであろうと考えられます。そういった時代背景から、「吉田畳店」でも昔から多くの畳を手掛けて玉島の文化の発展の一端を担っていました。

 吉田畳店では、創業以来昭和40年頃まですべて手作りにより、ひと針ひと針精魂込めて畳作りを行っていました。しかし、流れゆく時代とともに生活様式が変化し、畳の需要は年々減りつつあるのと同時に、低価格競争の影響などにより、現在は、機械による畳作りへと変わっていきました。それでもなお、職人としての誇りを持ち続け、基本を忘れず、お客さんに喜んで頂けるような畳を提供していきたいとの気持ちと、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の近江商人の心得を家訓として、毎日「誠の心」をもって畳造りに精進されています。

 畳造りを通じて、日本の伝統文化「畳」の良さを多くの人に知っていただきたい。そのように吉田畳店は考えています。

適切な「畳の選び方」をアドバイス

 現在は、インターネットにより、良い畳を選んで頂けるようにと「畳の選び方」を紹介するなど、新築・増改築・表替え、など畳を選ぶときのポイントや畳の適切な取り換え時期などの適切なアドバイスをおこなっています。また、インターネットによる各種い草製品、畳、花ござなどの注文も承っています。

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