株式会社 山下建具店

建造物に欠かせない、建具・家具製造の老舗

所在地
倉敷市林130
電話番号
086-485-0172
代表者
人見和俊
事業内容
建具・家具の製造販売。住宅のリフォーム。
従業員数
6
ホームページ
http://yamashita-tategu.com/

ふすまの製作で創業

 明治20年頃、山下亀太郎氏が現在の倉敷市林市場でふすまの製作や表装の仕事を開始したのが「山下建具店」の始まり。当時の屋号は「橘屋」でした。大正時代になると、長男の武八氏がその地で指物師の仕事を引き継ぎ、次男の鶴二氏が岡山市で「山下建具店」を創業しました。その後、岡山大空襲で鶴二一家が焼け出されるといった危機もありましたが、昭和32年、現在の地に工場と事務所が完成。平成26年には法人化し、人見和俊氏が社長に就任しました。現在は建具や家具の製作に加え、住宅のリフォームも行っています。

時代とともに新しい技術を取り入れる

 建具や家具は、昔は全て職人の手作業でつくられていましたが、時の流れとともに新しい素材や技術が登場し、特殊な機械も必要となってきました。「山下建具店」でも、それに合わせて新しい設備を整え、先進の技術を学び、職人の熟練した技術と組み合わせながら製品をつくっています。建具も家具もオーダーに応じて製造するので、素材やサイズ、デザインなどの細かい要望に応えられるのが特徴です。その顧客は、図書館や幼稚園などの公共施設、店舗、集合住宅、個人住宅など多岐に渡っています。

後世に職人の技術を伝える

 製造にあたっては機械設備に頼る部分も多くなっていますが、最終的な仕上げは必ず職人の手で行っています。木の温もりや心地よさのある建具・家具には、素材の見方や扱い方を熟知した職人の腕が欠かせません。ですが、現状では職人のなり手は減っていっているのだとか。昔から伝わる技を絶やさないため、木材という天然素材とともにある快適な暮らしを守るため、技術の伝承にも力を入れていくそうです。